京都市学校歴史博物館に行ってきました。
京都の街の中にある一見普通の小学校に見える建物ですが、こちら学校歴史博物館です。
有形文化財にも登録されています。
ものすごく普通の小学校です。
京都には、古い学校の建物を利用した別の施設がたくさんありますので、小学校括りで京都を探検(観光)してみるのも楽しいかもしれません。
学校前のマンホールも、歴史があります。
目次
私たちの目的
私たちが京都市学校歴史博物館に来た目的はこれ。
凧作りに来ました。
この日は、12月24日のクリスマスの日。
クリスマスに凧作りだなんて、粋なイベントですね。
保存会の皆さんに凧作りを学びます。
細かく作る本格的なもので、なかなか難しかった。
娘のキキが作ったのは、おうち英語でお馴染みのDog Man(ドッグマン)のイラストの凧。
凧を作って飛ばしていたら、NHKに取材され、その日の夕方に放送されていました。
いつもインタビューする側なので、とても良い経験でした。
遠距離に暮らすおばあちゃんたちにも、送りました。
そんな楽しい凧作りが終わって、せっかく博物館に来たのだから!という軽い気持ちで京都市学校歴史博物館の中に入りました。
展示されているもの
校舎の入り口にも二宮金次郎はいますが、学校の中でも展示されています。
赤白帽や黒板から小学校にあるものなら何でもあります。
ちょうど娘のキキは学校でローマ字を習っているところです。
ローマ字、きっと今も昔も苦戦していたのかなと勝手に思っています。
平和を知る
鹿児島の知覧特攻平和会館や、広島の広島平和記念資料館などに行った時に感じる、どこか心がえぐられるような気持ちになりました。
このような戦時中の記録が展示してあるような場所に、母になって初めて行ったような気がします。
子ども時代や、独身時代の頃と違って、子を持つ親になって戦時中の記録を見ると、感じ方が違いますね。
戦争へ行くお父さんを見送り帰ってきて欲しいと願う子ども。
でも見送った2日後にお父さんが亡くなったとの知らせをうける子ども。
それをどんな気持ちで日記に残したのか。
そしてそれを日記として提出させ、コメントを赤ペンで返す先生の側の気持ちは?
そういう時代だったとのひと言で済ませたらいけないですね。
小学1年生~3年生あたりの子どもの記録が私たちの視界には、飛び込んできたので、低学年の残した記録をメインに見ました。
もしかしたら、もっと娘が大きければ、その年齢あたりの子どもの記録に目が行くのかもしれません。
展示物の読める小学生にぜひ一度行って欲しい博物館です。
展示物を1つずつ見ることが難しい年齢だと、内容も難しいのかなと思います。
私たちが行った日は、日本人で京都市学校歴史博物館を見ている人はひとりもいませんでした。
パンフレットも日本語・英語・中国語でありました。
こういう場所は外国人の方の方が興味があるのかな?と思いました。
阪急電車だと京都河原町駅から徒歩約10分、
京阪電車だと祇園四条駅から徒歩約15分の、
街の真ん中にありアクセスも非常に便利なので京都へ観光の際は寄ってみたらいいのでは?と思いました。
母
京都市学校歴史博物館
入 館 料 | 大人300円 子ども120円 (京都市内の小中学生は土日無料) |
---|---|
開館時間 | 9:00~17:00 ※入館は16:30まで |
休 館 日 | 水曜日(休日の場合は翌平日) 12月28日~1月4日 |