ミラコスタで開催されたWFCの卒業式に出席しました。


私たちは、直前ギリギリまで着る服を迷いました。
用意していた服が私は大きくなったり、娘は小さくなっていたりとしていたからです。


着物姿の方もいらっしゃいましたが、多くは卒業式・入学式風の装いのご両親方でした。
普段着の方もいらっしゃいました。
私は普段着に、ジャケットといういでたちで、軽装な方でした。
荷物になる問題はさておいても、セレモニーだし、着物でカチッと参加できていたら良かったなーと、今さらながら思っています。(それくらい着物ママが素敵でした)


娘の格好は、ブラウスにジャケット、中にズボンが仕込んであるスカートでした。
子どもたちは、ガウンを着るので中に何を着ていてもだいたい変わらないとよく言われますが、やっぱり学校の制服を着用している子は見栄えがして素敵でした。
Gパンの子もいました。
制服のある学校の子は、こういう式典の時に、着る服を考えなくてよさそうで羨ましいですね。
帽子には、たくさんヘアピンを持って行きましたが、使ったのは8本。


しっかり動かないようアメリカピンで固定しました。
(短髪の子は、ヘアピンが難しかったようで、卒業証書を受け取る時、頭を下げる際に帽子が取れてしまう場面もありました)
帽子の向きとかわからなかったので、WFC社員の方に房が右横だと合わせてもらいました。


ガウンは事前にサイズ申請した時はMでお願いしましたが、その頃よりも身長が伸びていて、Mサイズだとなんというか幼稚園児のスモック感があり、やっぱりWFC社員の方に見てもらってLサイズに変更してもらいました。


もう、わからないことはなんでも、解っている人に聞くのが間違いがないと思いました。
テーブルの位置は、当日にわかります。
お名前順だと思っていましたが、お名前順ではありませんでした。


他の子の名前を見てもテーブルの席の規則性はわかりませんでした。
我が家は家族3人で参加したので夫婦の間に娘が座る形で席に座るよう言われました。


ミラコスタの方が、イスをひいてくださり、特別感がありました。
ミラコスタの中にもたくさんミッキーが隠れているから探してみてねとミラコスタの方に言われました。


目次
先生への質問
先生が1人ずつ順番に舞台から出てこられ、質問がある子を募ります。


事前に、卒業式のしおりにも先生への質問を考えてきてねと告知がありました。
先生と卒業式で1体1で質問、そしてお返事がいただける、特別な機会です。


娘はディラン先生、メアリーベス先生、マーク先生に質問をしました。
歌
ノリの良いHello Songから卒業式は始まります。
私は前のテーブルでいちばん前に座っていましたから、斜め後ろの席の娘の歌っている姿も見ず、先生方と一緒に踊りました。
後ろの席の人たちが踊っていたのかどうかは、ほとんどわからないでいました。
Hello Songは馴染みのありすぎる曲で、思い出が詰まりすぎている上に、今まで私たちを支えてくれていた先生方が目の前で歌い踊っています。
泣けないはずがありません。
ヒックヒックと泣きながら踊りました。
マーク先生の話
ほとんど英語の聞き取れない私ですが、不思議とマーク先生の話はだいたいはわかりました。


内容は、SNS等に載せている方もいますが、大切にしたいので、ここでは割愛します。
ムービー
結婚式のプロフィールムービーのように、スクリーンにDWE教材やWFCのイベントが映し出されました。


スクリーンに写っているのは先生以外は知らない子ばかりです。
でも、泣けます。
スクリーンに写し出されているのは、娘と同じようにDWEで育った子どもたちです。
そしてそれを撮ったのは、同じように試行錯誤をする中でDWEを子育てに取り入れた親たちなのです。
もう恥ずかしいくらいヒックヒックと泣けてしまうのです。
卒業証書授与式
1人ずつ名前を呼ばれて卒業証書を受け取りました。
マーク先生が卒業生に卒業証書を渡す人、マーク先生に卒業証書を渡すのはメアリーベス先生、卒業証書を次にもらうひとりひとりにおめでとう的な声かけをするのはディラン先生、交互に卒業生の名前をアナウンスしてくれる人はダニー先生とタリア先生でした。


娘が受け取る時もディラン先生に声をかけられ、それからマーク先生から卒業証書を受け取りました。


親の座っているテーブルまではディラン先生が各卒業生に何を言っているかは聞こえません。
でもハイタッチをしていたり明らかに優しい、おめでとうの言葉を言っている雰囲気が伝わってきました。
スピーチ
スピーチは2人でした。


参加した回の卒業式では、娘が先にスピーチをして、男の子が後にスピーチをしました。
週末イベントのCAP Kidsのスピーチなら、事前に先生から質問される内容が伝えられていますが、卒業式の場合は、質問はあると告知されるけれど、その内容は知らされていません。
事前に私たちはいろんな質問を想定していました。
好きなイベントは?とか、好きな曲は?とか、将来何になりたいの?とか。
娘への質問は、ABCクラブのチューターはどんな人なの?と、日本のいい所を2つ教えて、それから好きな歌は?でした。
3つの質問は娘にとって返事に困らないものでした。
ABCクラブのチューターの良さは、ありのまま答えました。
日本文化に対する質問が来るとは想定はしていませんでしたが、日本の伝統文化なら日頃から日本語でも英語でも聞かれやすい内容です。
伝統文化は日本の文化だけど、海外からの観光客にも人気があること、伝統文化の中でも能楽の素晴らしさをお伝えしました。
そして、娘が好きな歌を歌いました。(なぜか事前練習していた曲ではなかった)
ミッキーグリーティング
ミッキー先生、ミニー先生、ドナルド先生、グーフィー先生が卒業式のお祝いに駆けつけてくれました。


ミッキー先生方が卒業式会場にいる間は、WFCのバナーは外されていました。(ディズニーの、なんらかの大人の事情だと思われます)
ミッキー先生方が各テーブルを回り、テーブルのグループごとに写真を撮らせてもらえます。


テーブルの着席の位置は決まっているので、そのまま子どもたちと撮影になります。
なので、隣に立って写真を撮れるのは決まった子になります。


過去の卒業のミッキー先生方とのSNS画像を見ると、だいたいがどアップですが、それは他の子をSNSに載せない配慮なのだと思いました。
ミッキー先生方の隣の隣になった子は、単純に載せてないんだなと思います。
食事・先生方との写真撮影
先生方との写真撮影と並行して、食事が運ばれます。
テーブルの番号1番のグループから写真撮影となります。
写真撮影の時に、何かにひとつだけサインを書いてもらえます。
娘は、ブロンズ像にサインをいただきました。
(ブロンズ像へのサインは乾きが悪いから気をつけるようにとアナウンスされます)


サインを書いてもらったあと雑談する時間が僅かにあって、娘が週末イベントに行きだした最初から居てくれたタリア先生が、私に優しく話しかけてくれるものですから、また余計に泣けてきます。
(私は英語ができず、雰囲気でしか会話ができないから、あああやっぱり英語ができるようになりたいと思いました…定期)
サインをいただいたブロンズ像と、卒業証書を持って娘は先生方と撮影しました。


ブロンズ像は、重たいし壊れでもしたら嫌だから持ってくるのを正直悩みましたが、結果としてミラコスタに持ってきて良かったなと思いました。
写真撮影は、カメラマンによる撮影(有料)と、手持ちのスマホやカメラを係の人にお願いして撮影してもらえます。
ほとんどの家族が、家族と先生とで写真を撮っていましたが、我が家は娘だけの写真にしました。


(食事)
ナイフとフォークでいただく食事は、私もずいぶんいただくことがなかったので、ちらちらと隣の家族を見ながら食べました。
小さい卒業生は、食べるのが難しかったのでは?と思います。
お家の人に食べきれなかった分を食べてもらう家庭もありました。
量は多くはなかったけれど、コース料理なので時間も食べるからお腹が膨れます。


卒業証書を持って先生方と撮影したいと娘が言うので、撮影の順番が来るまでパンの油が卒業証書についてしまうかもしれないことを私は気にしたのですが、夫がパンを小さくちぎって娘の口に運んでいました。
WFC社員の方が紙袋を持ってテーブルへ来てくれ、スピーチをしてくれた方にちょっとしたものですと渡してくださりました。
それからたまたまその方も能楽が好きな方で、まさかのWFC卒業式でも能の話をすることができました。
ちょっとしたものは、ズィッピー先生たちが印刷された水筒でした。
白地にオレンジの袋が特別な感じがしました。
歌
Thank You Song(アカペラ)
ノリの良いOne World
大盛り上がったThank You Song(音楽証明ありで)


参加した回は、年齢の高い子たちが多かったので、後ろから見ていたらみんな踊れていて歌えているように見えました。
私も歌い踊りたい気持ちでいっぱいでした。
終わりに
我が家は、スカラシップを取れなければ、WFCの卒業はしても、卒業式には出ないつもりでした。
コロナ禍になったくらいの早い段階からそれは思っていました。
単純に、我が家の金銭的な事情です。
(DWEの先にいつかはミラコスタ!とはずっと思ってはいましたが、コロナ禍以降は、WFC卒業式よりも田舎への帰省代としてお金は使いたいと強く思うようになっていました)


卒業式には、大人料金も子ども料金もなく一律です。
それが家族3人分と、交通費宿泊費、それからミラコスタまで来たんだからディズニーもと思うと、まあまあな出費です。
(我が家はABCクラブに通っていましたから、ABCクラブに行くたびに1000円ずつ貯めていました。月にそもそもABCクラブが3回しかない場合もあったし、ABCクラブのクラスを掛け持ちをしていた時もあったから、月に3000円~8000円くらいですね。1回の額は小さいけれど、別でWFC卒業式代としての特別な積立などをしていなかったので、このABCクラブ行く度の1000円貯金は地味に大きかったです)


私たちは、何年も前からABCクラブのチューターや他のDWE友だちに言っていました。
同じ卒業式の回に行って、ABCクラブでの思い出を娘にスピーチをしてもらって、チューターを泣かせたいし、一緒に私も泣きたいんだ!



母
だから、我が家では卒業式参加はスピーチありきのものと考えていました。
叶えたいこと、希望していることは、声にして誰かに伝えると、案外、実現するかもしれません。
公開できないこと、記載はやめたほうがいいかなと思うことを削って削ってまとめて、記録的にこんな感じー。
来年の卒業生の参考になれば嬉しいな。



母