我が家はずぼらDWEユーザーなので、1枚1枚機械に通すTAC(Talkalong Cards /トークアロング・カード)はあまり出番がありませんでした。
もちろん0歳から我が家にありますし、正規で買ったTACです。
単に未開封だっただけです。
目次
TACが嫌なのは誰
娘がTACを嫌がった訳ではありません。
娘はむしろ引っ張りだして通して遊ぶのは好きだったかと思います。
それでも娘が未就学児時期は、TACでボーリングやTACでダーツ、TACでかるたやTACでかくれんぼ、など、他のDWEユーザーがするであろう遊びをひと通りは遊びました。
TACで宝探しや、TACでしりとりもやりましたし、TAC使ってPT(プレイタイム)もしたなー。他にもいろいろ。
文字の羅列にするといろいろやっているように見えますが、こんなイベント的な使用じゃなく、強いのは、正統派の毎日コツコツ少しずつ通すだと思います。
私がそもそもTACのようなカードを通して音声がなる機械が得意で無かっただけです。
公文のトラウマ
それは昔、母が小学生だった頃、公文に通っていて英語もやらせてもらっていました。
今なら公文で3教科やっているだけで裕福ですが、私が通っていた公文はわりと長時間預かってくれるので学童代わりに通う子が多かったように感じます。
実家は裕福ではなかったけれど、預かり施設も特になく、塾のようなものも他に近くになく、近所には公文しかなかったのです。
今は、公文英語といえば音声ペンですが、私が子どもだった頃は、TACの小さい版というか下敷きに収まる程度のサイズのそういうものでした。
TACの機械の小さい版と、何百枚ものカードを使わない分を持って行き、またそれを持ち帰って家でも使う。
持って行くのを忘れても、持って帰るのを忘れても、家でやっていないと判断されたら怒られるという流れが、幼心にすごく嫌でした。
要は、先生が苦手だった…。
先生と呼ばれる人が絶対だと思っていた、そういう田舎の昭和の時代だと思います。(今は違うと思いますが。)
TACに向かない人
そんなこんなで、私がTACという教材に苦手意識がずーっとあったものですから、あまり我が家で日の目を浴びることはありませんでした。
なんなら現物を見た瞬間から、TACは我が家にはいらないと思っていたので、購入する時にTACのないセットはないのかアドバイザーさんに聞いたくらいです。
私がTACに向いていないだけなのです。
透明のビニールを開けたTACは、傷ひとつなく10年前のフレッシュな美しさを持っていました。
反射が眩しいですね。
つい、カードを通したくなる美しさです。
トークアロングの機械があまり好きではないと言うと、必ず誰かもTACに通すやり方が得意じゃない保護者の方と出会います。
TACなしでどうするの?と聞かれます。
奥様
うちの子は未就園児でTACを散らかしてイライラしちゃうから、キキちゃんが使わなかったならTACしなくてもいいよね?
それは、違うよ!
うちはTAC通してないけど、TACの内容はすごくやっているよ。
TACはたったの510枚しかないから、丸覚えする勢いでいた方がいい。
要は、どのやり方でするかなだけで、親が苦手意識を持ちながら嫌々TACを通したり、通させるよりも、違うやりかたができるなら、やりやすい方でやってもいいと思うの。
母
奥様
どうやって使うの?
うちはすべてを音声ペン化したり、音源をひたすら流したりはした。
そして今でもずっとしてる。
TACの内容くらいは、聞けて答えて読めて書ける程度にはなった方がいいと思う。
TACホルダーで吊るして視覚的に覚える程度はしていたよ。
TACやってない!って言ってもTACを通す行為をやっていないだけだよ。
母
奥様
普通にTAC通す方が、楽じゃない?
TAC(トークアロングカード)の教材は素晴らしい教材です。
相手がいなくても、幼児期にあった簡単な会話文を身に付けることができます。
でも、どんなに優れた教材であっても使わなければ意味がありません。
購入して何年か経って結果的に使ったと思えたら、それでいいと思うのです。