娘のキキに、家にある本を少なくさせた上に、自分で値段をつけてからの売買の経験をさせたくて、一箱古本市に参加しました。
一箱古本市は、市民の皆さんが出店できる古書に特化したフリーマーケットのようなものです。（もしかしたらフリマ的という表現は間違っているかもしれません。私たち親子以外は、めっちゃくちゃ詳しい「本のプロ」な方々でした。）
▼お店の名前は、応募の際に母が安直に決めました。お店の名前もキキに決めさせることをしなかったのは後悔です。
我が家には、売るほど本がありますので。
新しい本も欲しいけど、少しは手放さないともう我が家には入りません。
これは売ってもいい！これは売ったらダメ！の判断もキキが自分でしました。
基本的に、キキが選んだのは、キキの好きだった絵本たちです。
ディズニーやセサミストリートやBob the Builderなどの簡単な本は売っていい。
複数持ってるDr.SeussやArnold Lobelは売っていい。
明らかに小さい子向けだからもう要らないかなと思っていたSpotは逆に、売っちゃダメ。お友達に読み聞かせをするのに使いたいから。
セサミストリート
ディズニー
トーマス
しかけ絵本
音や声が出る本
ネームバリューのある本や、面白い本遊べる本から売れていきます。
母は、本棚で場所をとる本、厚みのある本や、CDつきの本を手放したく持参しました。
それから親向けの英語の本や、おうち英語関連の本も。
1日目21冊買っていただけましたー。
1日目、洋書が売れたので、2日目は調子に乗って洋書を多めに追加し持っていきました。
日本語のおうち英語的な本は、1日目ほぼ売れなかったので追加なしで。
▼この3つが今回持ち込みの売れてほしい大きい本でした。英語育児をしている家庭は、だいたい持ってるのね。
はじめての出店の割には良かったのかな？
経費を引いたらプラスにはなっていますが、時給にしたら恐ろしいので考えません。
たぶん、こういうのは儲かりたいと思ったら違うのかなと思いました。
キキが愛した本で他のだれかとのつながりができた上に、良い経験をさせてもらったと思うので、めっちゃプラスです。
2日目は、17冊。ありがとうございます。
過去のことならともかく、事前にSNSを使って告知はしませんでした。
知っている人で、なおかつ近隣の人だけにやるよとお伝えしました。
前もってこの日ここに参加するよー！とは、言い方を変えると、この日、家を空けているよー！なので、それはさすがにできませんでした。
何か別で特化したアカウントを持っていたら、来てくれる人ももっといたかもなとは思いますが、どれにしたって片手間な母、そこまでアカウントを育てることはできない…。
親向けのおうち英語というか親子英語というか子ども英語関連の本と、CDやDVDつきの子ども向けの本が売れ残りました。
今みたいにおうち英語という言葉がなかった頃に英語育児をされていた方の話が楽しくて、懐かしがってくださったのが印象深かったです。
母
CDを聞く機械を持っていないと何人かの人に言われました。
パソコンも家で持たない人が増えてきたとは聞いていましたが、ああ、そうか、今はタブレットで何でもできる人はできるのかーと、ちょっぴり浦島太郎の気分でした（母じゃタブレットは使いこなせない）。
おうち英語とか、かけ流しとかし続けているのが普通の環境なので、おうち英語やかけ流しのワードが通じないことに、ああ、母がいるのは狭い世界なんだなと。
やっていることの呼び方なんて、どうでもいい。
むしろ、おうち英語と呼ばれる前の思い出話が凄すぎて！（私たちは、やりやすい時代に英語育児をしているのかもしれないね）。
先輩の話も、若い人の話も、同じ時を同じように走る人の話も楽しすぎて勉強になります。
同じ本が好きという共通点のある知らない人と、きちんと顔を合わせて話す機会ってあまりないものだから、自分がいる世界だけがすべてじゃないって忘れていました（インターネットの世界じゃ空気感が似たような人で集まりがちです。それはそれで心地よいけどもね）。
母は、知らない人とお話をするのはまったくもって得意じゃないけれど、得意じゃないからと避けているのは良くないですね。
母
みなさんががたくさん買ってくれたから、その売り上げの中から100円渡し、同じ地下街のお菓子屋さんに初めてのひとりお買い物をしました。
買ってきたのは、甘い系の。
日頃こういうお菓子を食べていないからか、あわ玉ひとつだけ食べていました。
今回の反省
・親向けと子ども向けの本を一緒にせず、ターゲットを絞る。
・逆に、洋書だけに特化した方が、客足は狭まるが、冊数を買ってもらいやすい。
・洋書のしかけ絵本は、手に取ってさえもらえたら売れる。
・分厚い本は初心者の私たちには難しい。
kiki
また、参加したいねー。
▼kiki母の気になる