娘のキキの夏スクールの待ち時間に、特にこれといってすることも、行くとこもなく、まあまあ遠いので家に一旦帰るつもりが、この暑さでそんな気にもなれず、プラっと映画館を覗いたら、ちょうど良い開始時間の映画があったので。
更に、水曜、レディースデー。
そんな程度で、まったくの予備知識もなくチケットを買ったIn the Heights 。
京都に来てから、ひとり映画なんて初めて❤️
結論から言えば、6歳の娘を連れてまた行くか?と思えば、それは違うけど、私ひとりならまた劇場に足を運びたいなという映画でした。
暑い夏の日、停電があったあの日を回想する子どもたちに回想しお話しするマエノリティな人たちのミュージカル映画でした。
夢追い人+ミュージカルの組み合わせは、私の大好物です。
私の体感だと80%くらいは歌でした。もしかしたら、もっとかもしれない。
ラテン!ラップ!
ごく普通の私の過去と重ねて泣ける場面もありました。小3くらいかなー?と思われる親子連れも観客にいました。
うちの娘も、SDGsに考えるようになってきたので、もしかしたら娘と観たら楽しいかもしれないなー。
でも、まだ歳が足りないかなー。
時々、字幕を追わなくてもわかる言葉がいくつか出てきたので、英語としては難しくない表現が多かったのかもー。
それなのに私が子連れで行きたくないのは、要所要所で出てくる、まだ子どもは触れなくて良いと思っている大人向けの言葉が原因かもしれない。
母
この映画に出ている人たちは、人種や貧困を理由に、なにかを変えてやろう!とはしていません。
追い込まれたその環境の中で、自分ではどうすることもなくて、立ち向かおうという精神力が生まれないのも、仕方がないことなのかもしれません。
特に何かに頑張るでも打ち込むでもなく、夢は誰かに託したくなるだけの私だから、共感する部分が多くありました。
「忍耐と信仰」
自分の置かれている状況に耐え。
暑さにも耐え。
いつか故郷に帰る時を夢見て。
あああ。
私なんて、コロナ禍になってもう、2年以上、帰省しないだけで寂しいのに。
母
グレイテストショーマンや、アラジンみたいな感じを思っていると、違って、マンマミーアの方が近い・・・気がする。
たぶん、コロナがなければ、他のミュージカル映画のように、劇場内の他の観客達と一体感を楽しめるはずだったような、映画でした。
連日、京都もめちゃくちゃ暑くてクタクタになりますが、そんな暑い日にピッタリですよー。
2時間23分とのことですが、あっという間でした。
インザハイツ In the Heights
ワーナーブラザーズ Warner Brothers
訳:石田泰子
面白い映画だと思えば、だいたい、最後に石田泰子さんの名前ばっかり見てる気がする。
母
ミュージカル映画は、劇場で観るのがやっぱり向いています。
また、ひとりで観に行きたいなー。
そしてキャンドル買わなきゃ。