2013年3月10日のabema 変わる報道番組 アベプラの中で、コメンテーターをされていたジャーナリストの佐々木俊尚氏の一言。YouTubeリンク
多様性というのは、みんなが仲良くすることじゃなくて、不快なものを認め合うということである。
誰かにとって気持ちいいことは誰かにとって不快である
お互いに不快さを我慢しましょうというのが多様性の本質なわけですよね。
だから不快だからトランスジェンダートイレに入らないでくれってのは僕は間違っていると思います。
佐々木俊尚
橋本愛さんのインスタグラムからのTERF論争も…“トランス女性”投稿が物議にというテーマでした。
多様性(Diversity・ダイバーシティ)を認めていきましょうという本を読んだり、公演に連れて行ったりしていても、理解力が乏しく母の方があまりストンというものがなかったんですね。
佐々木さんの話はトランスジェンダートイレの話題の中のひとつだったけれども、理想論だと感じる教わり方よりも、わかりやすい。
多様性(Diversity・ダイバーシティ)を理解すること、その中の種類が多すぎて難しいです。
そう感じる母も、多様性に関する本は、選んで読んでいます。
英語が得意じゃないおうちの方が多様性に関する本を選ぶなら、和書もいいですが、極々簡単な洋書からはじめて、子どもが読むようになったら子どもから教えてもらうというのも、ひとつの手なのかなと思っています。(母は他力本願という言葉が好き‥)
逆に母はもともと読書は好きな方ですが、もし娘のキキがいなかったら、おうち英語をしていなかったら、考えることもなかったのではないかなとも思っています。
母
それでも、ひととおりの洋書は読んでいます。
5~6回程度目を通しても母には理解ができませんが、娘のキキがもっと小さい頃から自由に読ませています。
はっきりと多様性について幼少期から理解する必要はないと思っています。
だんだんとでいいと思います。
これらは、キキが繰り返し読んでいる本です。
目次
It’s Okay To Be Different (Todd Parr Classics)
幼児向けの多様性に関する児童書を探しているならこの本です。眼鏡、面白い鼻、車椅子など、さまざまな特徴を持つ多くのキャラクターに着目しています。この本を声に出して読み、絵や概念について話し合えます。
これすら、母は読めなかったので、付箋をたくさん貼って日本語版も合わせて読みました。
The Elmer (ぞうのエルマー)
パッチワークみたいなカラフルなぞう。でも、みんなと同じぞう色になりたくて…。自分らしくいることのすばらしさを楽しく描いた秀作。20か国以上で出版されています。
The Girl Who Thought in Pictures: The Story of Dr. Temple Grandin (Amazing Scientists)
成し遂げ続けた有名人の自閉症について学べるカラフルで楽しい事実でいっぱいのこの小さな伝記の本。
If you’ve ever felt different, if you’ve ever been low, if you don’t quite fit in, there’s a name you should know… Meet Dr. Temple Grandin–one of the world’s quirkiest science heroes (あなたが違うと感じたことがあるなら、あなたが今までに落ち込んだことがあるなら、あなたが完全に適合しないなら、あなたが知っておくべき名前があります… テンプル・グランディン博士に会う-世界で最も風変わりな科学の英雄の一人 )
IndieBound.org
Swimmy(スイミー)
スイミーは1977年から2年生の国語の教科書(光村図書出版)に掲載されています。家族を失い、他の魚たちとも違う色をした孤独から自分の価値を見出したスイミーの勇敢なスイミーの洋書は、小学2年生のキキも小学校に持って行きみんなの前で読ませてもらいました。
Wonder
長文の本です。
この物語の中学校に入学するのは、並外れた顔をした少年です。少年が望んでいるのは、クラスメートから普通に扱われること。クラスメートたちの差別によるいじめを受けふさぎこむが、「人間の内面の価値には外見で推し量れないものがある」ということを学んでいき、家族に支えられながら懸命に行動を起こす。当初、少年の顔の形がみんなと違うと囃し立てたクラスメートたちも、彼との交流を通して相互理解を得るようになる。
ワンダー 君は太陽として上映されたので親子で観に行きました。
“wonder” は「不思議に思う」というよりも「(〜だろうかと)思う」「〜かしら」といったニュアンス。
Maddi’s Fridge
貧困、飢餓、多様性などの難しいトピックを敏感で共感的に扱い、その先の友情と信頼についての真の教訓を植え付ける思いやりのある絵本。
価値観や食品廃棄物、他人を助けること、そして貧しいことについて親子で話すきっかけになる。海外では5~6歳向けの本のようですが、我が家小学1年生の頃に聞き始めました。(本当は絵本を手にしたいけれど、買えない売ってない涙)
AmazonのAudibleは、ちょっと長い文章の本は読めない!そもそも単語が解らない!という英語が苦手な部類のおうちの方には有効だと思っています。
AmazonのAudibleは体験の期間が終わったら月に1500円かかります。
英語環境のために他に聞くわけでもなく1500円は正直ちょっと痛いです。
いろんな音源を聞くならいいと思いますが我が家は1冊の本を何度も繰り返し読ませたい方です。(その先に娘のキキから母への読み聞かせを企んでいます。)
なので、母が頑張れない本に対しては、今はまだ1冊1冊ごとにAudibleを購入しています。
もちろん小さい頃に向けた簡単な本は付箋を貼ったり頑張りましたが、文章が増えてきて、他にもすることがあったりで、もう無理です。
WFCライブラリーや、ラズキッズなどの電子本以外の興味を持った本の1冊分くらいはいいかなと思っています。
もうしばらくしたら、Audibleにしっかり1500円払う未来は見えていますがね。
母