七五三をしました。
つい先日、娘のキキがお顔を怪我して、額にガーゼをつけているから、予定していた日にはやめておこうかと思っていましたが、こういうことがあったねと、思い返せるかもしれない、それから、七五三はキキのお顔が綺麗になってからまたやったっていいじゃないか!という気になり、昼から思い立って行ってきました。
特に写真館や着付けを頼んでいた訳じゃないし、平安神宮は予約制でもなく、受付の時間に間に合いさえばいいと、事前に知っていたので。
2021年11月13日、平安神宮前の岡崎公園では、平安楽市が開催されていて、なんだか久しぶりに賑わっている感じがキキの成長を祝ってくれているかのようで素敵でした。
髪型も高く結った可愛いスタイルにと考えていましたが、額の傷が塞がっていないのでやはり難しく、いつもの小学校通学スタイルの三つ編み2つ。
着物も帯も、七五三の為に用意したものではなく、家にあったものを。(これらさえブックオフというね)
3歳の七五三の時は、平安神宮で着物を着た七五三を集めて一斉に御祈祷をするものに参加しました。
祈祷代は不要でしたが、キキと母のレンタル着物代と着付け髪型代に30万くらいかかりました。
今回は何年かで少しずつ買い足していたので、ほぼ祈祷代しかかかっていません。
七五三の為に買ったものは、ピンクの足袋と、中に重ね着したヒートテックの下着だけでした。
しごき(志古貴)は使うので身につけましたが、はこせこや扇子なども持ちません。あれば華やかなのですがね。
▼[ヘサカ] 七五三 結び帯 はこせこ 8点 セット 総柄
こう、価格をみると別に新品の装飾品の柄の揃ったものを買ってみても良かったなとは思います。
でも、大人用の帯を使って締めた帯もお気に入りです。
平安神宮の祈祷受付は16時まで。
私たちは16時から始まる祈祷に間に合いました。
こんなに遅い時間からお願いする御祈祷は少ないのか、我が家だけでの御祈祷でした。
平安神宮なのに、我が家だけ!
力の入っていない(また再び七五三する気でいるのに)貸切!
なのに、我が家だけの為に神楽も舞っていただけて、音楽も生演奏!
お顔の傷が完治してからまた七五三する気でいるのに、すごく、すごーーくありがたくて、申し訳ない気持ちになりました。
神楽を見ながら、キキはもう7歳になったのか!まだ7年しか生きていないのか!とバーッといろいろなことが浮かんで涙腺も緩みました。
はじめは、毎日言うことをきいて、お勉強もする子になって、怪我をしないように、それから自転車も乗れるように、母は毎日怒らないで暮らせますようにと、お願いするつもりでいたけれど。
元気で楽しく育つよう見守っていてくださいという気持ちに。
秋晴れの気持ちの良い日でした。
すれ違う子には七五三の子もいて、明らかにキキの姿は装飾もなく貧相でした。
でも、これが身の丈にあっているなとも感じました。
使われることのない期間が長かったからでしょうか?
草履の下の部分がパカッと外れました。
毎日がアクシデントだなと思いましたが、こういうこともあるし、だからこそ私たちは毎日が面白い!
歩きにくいと困るからと、靴を持参していました。
▼七五三草履
千歳飴と、笹と、お土産をもらってキキは大満足でしたが、母はまた、ここまでしていただいてなんと申し訳ないと…。
何から何まで、平安神宮は良くして下さりました。
帰る頃は、平安楽市のテントもいくつも畳んでしまっている夕暮れ時になっていました。
キキのこの姿では寒かったので、ジャケットを羽織って帰りました。
帰りにご飯を食べたので、汚れては困るとしごきをたすきとして使いました。
首からはプラスナップを付けたタオルをかけました。
しごきは昔、外出時などに裾をまくし上げるために使われていたのですが、我が家は袖を上げるタスキの代わりに使いました。
着物警察の方が見たら、下着のシャツも見えているし、ひっくり返ってしまう着付けだったと思います。
Shichi-go-san is an annual Japanese festival to celebrate the growth of children.
https://foreignlang.ecc.co.jp/know/k00002d/