我が家の場合は、
私が京都に住み始めたとき全京都人が英語+他の言語を使う人しかいないように見えて、やばい!こんな環境で妊娠できたとしても外国語できない子だとしんどくない?と思い込んでいました。
胎教、英語音源を聞く。
DWEは話を聞いていたし、産後何かあれば期間がクーリングオフの期間が経っていても返品できると知ってはいましたが、短期間に何度も流産堕胎死産を繰り返したので買えませんでした。(片手の数以上短期間に繰り返すと数える気にならなくなるし、手帳を見る気にもならない。)
今でこそ、妊娠中からDWEできたら良かったなとは思いますがね。
とりあえずマザーグースを流し聞き、流れ落ち込めば中島みゆきを聞く毎日の繰り返し。
で、娘産まれ英語はじめる。
娘のキキは、身体が弱く入退院を繰り返すので、DWE買う所ではなかったため、生後4ヶ月でようやくDWE購入。
普通に他者と付き合えるような(外国語使える)京都人になって欲しいので、英語くらいは!と思っていました。
▼WEE SING FOR CHRISTMAS (BK&CD) N/E
目次
やたらと道を聞かれる
全京都人が外国語使えるという、私の強い思い込みは、WFCのABCクラブに入るまで続きました。
それは母自身に知り合いもおらず、行く先は有名な観光地ばかりだったし、そういう観光客を相手にする人は、何カ国の言葉だって使えるに違いないから。
電車内で聞こえる日本語を使う人も、きっと外国語は使える!
英語くらいは話せる!ってね。
母
ABCクラブに入ると、英語が話せないママもいました。
母子同室のクラスだったから、親も話します。
というより、そもそもまだ「話す」という能力が実装されていない子もいるから、親が話す。
その当時メンバーは、英語を話せる親の方が少なかったと思います。
それでも英語は話せなくても、みんな外国語はイけるはず!と思い込んでいた。
母
ABCクラブに通うには地下鉄とバスに乗って行きます。
バス停は二条城前。
バスは金閣寺に行きたい人と同じものを使いました。
このバス停からは、金閣寺にも行けますが、道を挟んだ向かいのバス停だと、京都駅や清水寺の方向にも行けます。
地下鉄から地上へ上がってきた人は、混乱しやすいですよね。
抱っこ紐だった母は、子連れの外国人によく道を聞かれました。
そして、母は、世紀の大発見にも似た発見をする。
あら?
この人たちは私に道を聞いてくるけれど、難しい言い方をしないし、聞いてくる内容ももしかしたらだいたい同じじゃない?
母
これに気づいてからは、
- 金閣寺へは一緒に同じバスに乗ろう
- 京都駅方面はこのバス停じゃなくて、向かい側のバス停からだよ
このふたつの事さえ話せれば、相手の欲しい情報は伝えられる!
英語ができないから、はじめは私のような者が英語を口にするのも恥ずかしくて、事前に小さな画用紙に書いたものをいくつか持ち歩いて伝えていました。
そのうち口頭で伝えられるようになったけれど、他のことを聞かれたら、母はもう翻訳アプリに頼るしか・・・もう・・・。
母
この気づきがあってから、働く京都人を見てみると、バスの運転手も、マクドナルドのお姉さんも、商店の人の中にも、もしかしたら決まったフレーズだけを押さえている人もいるかもしれないと思い出しました。
▼おうちが英語辞典 (リビング学習用ウォールステッカー)
あああ・・・また、脱線を。
娘が道を教えられたらいい
そうこうしている間に、抱っこ紐だったキキは歩くようになり、お話もできるようにもなり、他者との会話が成立するようにもなり、二条城のバス停から金閣寺への行き方は自分で言えるようになりました。
金閣寺へ行くバスの番号が12番という簡単な数字で、たまたま私たちも乗るバスだったのも大きいです。
帰りは二条城でバスを降りますが、地下鉄に乗りたい人には一緒に行こうと言えるようになりました。
キキへは、キキ自身が解る道案内程度はできるような子になって欲しいなぁと思っていたら、小さな移動範囲の中でではありますが、早い段階でできるようになりました。
難しい(知らない)ことを聞かれたら、母に聞いて伝えることもできます。
キキが年少さんの年齢の時に、Story Garden(以下、SG)というおうち英語のコミュニティに入りました。
ここは我が家から通える範囲にあり、私たちの生活圏の範囲内だったので、ベビーカーを押しながら2年くらい迷い、参加したいなー、連絡してみたいなー、でも、英語のできない母のような人が参加して、また門前払いされたら嫌だなーと思っていました。
その迷っている2年の間に、英語ができない私は、門前払いをたまたま数回受けたからです。
それにほら、少しは薄らいだとはいえ、全京都人は外国語くらいできる!とも、まだ思っているからね。
私には日本語しかない・・・。
母
たまたま、SG館長が同郷と知りそのまま入会、今に至ります。
幼稚園に入ると日本語だけの環境だよね
私はそもそも園に行かせないでそのまま小学校に入るまでは、キキと一緒に過ごしたいと思っていました。
が、見学に行った先の幼稚園の先生に、親の仕事の都合などがないのなら2年や1年保育を選ぶ家庭はめったにいない、園に行かないで集団を知らないまま小学生になるのは可哀想だと言われ、そういうものなのかと思いました。
我が家は主流だと言われていた3年保育ではなく、2年保育を選びました。
2年保育を選ぶと、実際に一緒のクラスになる他のお子さんの様子を見て、そこに入れたいか判断することが出来ます。
幼稚園は日本語だけの園と、日本語もやるけれど英語の時間もある園と、完全英語クラスのある園とインターとを迷いましたが、家から1番近い日本語だけの園に通いました。
幼稚園に入ると、それまでできていた1日じゅうの英語環境から外れます。
送迎時に外国語を話すママはいても、外国語を園で話す子どもはいません。
でも外国語を母語にする親の子が少数だけれど園にはいて、キキが英語で話してもそこはやんわり受け入れてくれる環境でした。
ここは、SGの館長の子どもたちも通った園で、SG館長は普段から英語で話しかけたりしていたそうで、今でも園長からは〇ちゃんのママは英語が好きな人だからね!と言われます。
環境を作ってくれた先の人がたまたまいると、やりやすいですね。
・・・また脱線を。
おうち英語をはじめたわけ
たまたま観光で外国人観光客がたくさん来てくれて、外国人観光客を相手にする仕事をする人がたくさんいる、そういう地域に住んで、たまたま外国人から声をかけられるから。
高い志など私にはない。
いつか私が母になれたら、子どもには、赤ちゃんの頃から何かさせたいとは漠然と思ってはいたけれど、DWEを選んだのだってたまたま。
もっとスムーズに出産できて、もっと元気にキキを産み育てることができたら、選んだのは英語じゃなかったのかもしれない。
おうち英語をはじめたのは、完全に、たまたま環境が持って行きやすかったからですね。
たまたま憧れる対象となるおうち英語の先輩たちとも出会えた。
もしかしたら私はめちゃくちゃラッキーなだけなのかもしれない。