6歳4ヶ月★迷って決めた幼稚園選びのことを卒園を前に思い返してみる

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小学校に入ったら、中学校、高校…と、そのまま親の手を離れていくだけだろうと思っているので、私は幼稚園には行かせないで未就学児の期間はできたら一緒にいたいとすら考えていました。

なので、はなから4年保育、3年保育は選びませんでした。

園に行かずに小学校に入るのも、選択肢にはありました。

それでも、幼稚園保育園事情はどこか気になるので、数件の園の未就園児向けイベントには、だいたい参加していました。

kikiが年少々の頃は4年保育、3年保育で入園する子どもたちが多く、他の子が3年保育で入園すると聞いても、よそは他所、うちはうちで、それでもそれなりに交流も楽しめました。

年少の頃になると、当然その子ども達は園に通い出すので、kikiは未就園児の集まりの参加者の中で1番大きな子どもになりました。

園なしや、1年保育や2年保育を選ぶのは少数派なのかなーって感じました。

母

園のイベントには、兄弟のいる子も多く、kikiと同じか少し上の年齢の子がいるママから情報を仕入れるようになりました。

園に長い期間通うことの違い

上の子が0歳児から園に通っているママがいて、そのママの話は今でも印象に残っています。

  • 挨拶ができるようになる。
  • 早い段階で、身の回りのこと(着替えや、靴を並べるなど)が自分でできるようになる。
  • 自分と違う年齢の子がいるから協調性が生まれる。
  • 我慢ができるようになる。
  • トイレットトレーニングを頑張る必要がない。
  • 親の時間ができる(働ける、カフェに行ける)。

うーん。

女の子は母親の育ち方に似たように育つと言われて私は育ったので、そうなるとkikiはどう考えても早い段階で親離れしてしまうのよね。だから小さい時だけはベタベタしたい。

母

せめて今ぐらいだけでも、できたらべったり一緒にいたいと考えているし、指示されなくてもまあまあのことは自分でできていると思うし、シツケが足りないと言われるのなら私がやりたいと思っていて、kikiと離れる魅力には感じない…。

お願いするなら、私にはできない英語育児のできる園が魅力的。

地下鉄とバスで1時間…、自転車で行っても1時間程度の距離にある園がバスで送迎してくれるというので行かせたいと思いました。

年少の夏くらいになると、年中さんの募集に向けて、いよいよ決めなくてはいけません。

ほぼほぼその英語保育の園に通うって決めていた頃、そんな時期に、英語保育の園の園長が変わり、我が家のあたりまではバスが来ないということになりました。

ガーン。ショック!

仕方がない。また探さなきゃ。

母

私は園の候補をいくつか絞りました。

選択肢がない場合も大変だろうけど、選択肢がいくつもある場合も困りますね。

ネイティブの常駐する英語保育の園

ネイティブ講師と日本人講師が常時相手してくれる新しい園。

インターではなく普通の日本語の幼稚園が、新規に英語クラスもスタートさせる!というところでした。

Kikiの入園予定時は、2人の子どもに対し、2人の講師の予定でしたから、英語保育で通常の日本語のみの園よりかは値段は高いけれど高い金額以上のものは得られると思いました。

ちょうど無償化の時期と重なり、うちでも出せない金額ではなかったのと、園に通う間の時間に園の近くで働ける仕事の目星を立てていたので。

ここなら、生きた普段使いできる英語を身につけることができます。

通常の日本語のクラスもあるので、いろんな友達と仲良くなれそうだと感じました。

全体の子どもの数も多く、園庭も京都にしては広い方だったと思います。(※そもそも京都市は園庭がなかったり、あっても小さめに感じます)

一方、卒園後の進路が公立の小学校に行くのは、英語力の維持も難しく、もったいないのかなーともどこかで思ってはいました。

気持ちの中では、この英語の園に通うつもりでした。

通園バス問題の壁は、車を持たない我が家には高かったのです。

バス送迎がないと、送り迎えは毎日のことだし、雨の日も寒い日もあるし自転車だとしんどいかなと思いました。

車を買うか?とも夫婦の話題にもなりましたが、幼稚園送迎の為だけに車を買うのか?他に使わない車の維持費を払えるのか?と話が終わってしまいました。

それ以前に私が、田舎の広い道しか運転したことがなく、京都では1度も運転したことがなかったんですよね。

京都の交通量と道幅を運転する自信がなかったことは、かなり大きかったですね。

母

私立や国立への進学率が高いお寺経営の園

自転車で10分かからない距離の園でした。

何度も見学に行き、園児たちの様子を見て、キチッとした子に育つ印象でした。

仏様の行事があり、私もお寺経営の園に通っていたので、お坊さんと身近になれるのは魅力的に感じました。

小学校も私立を目指す家庭が多いと説明を受け、確かに子ども達の文字も読みやすく綺麗でした。

掲示してある絵が、どれも太陽が右上、家は真ん中、木が左側…のように、色も配置も似ていたので気になって見ていたら、先生の指示通りに絵を描いていました。

英語は日本人講師でした。

ストライプの魚の絵を指し、これは何かな?で、fish!と答えるのが正解で、Clownfishと答えたkikiは間違いで言い直しが入ったので、我が家とは違う考えの園だと思いました。

バザーでハンドメイド品の需要があるらしく、ハンドメイド品を作って欲しいからkikiちゃんも入ってーと言われたので、そんな勧誘のされ方は御免だとも思いました。

母

近くにある保育園

自転車5分もかからない距離の保育園で、「1番近くにあるからそこにいく」という私の感覚にピッタリの園でした。

0歳児から迎えてくれる催しには毎月通っていました。

英語保育の園ができるまでは、完全にこの園に入れるものだと思っていました。

保育園には入れない!落ちる!という噂もありましたから、理解するまで何度も区役所に相談に行きました。

年少で入ることは激戦で厳しいかもしれないが、うちのような年中から入園なら希望者がグッと減って入れるはずだと言われていました。

園の先生達も支援の方々も好感が持て、なんでも話せそうな感じがしました。

なぜ、保育園入園を最後まで希望しなかったのか…まったく記憶がありません。

母

通える範囲のインター園

インターの園は2軒問い合わせだけで終わりました。

どちらも年少さんからの入園で、年中さん、年長さんからだと子どもの高い英語力が求められるので、年齢が上がるほどに難しくなるとの説明でした。

逆にね、我が家じゃお月謝が払えないので、問い合わせ時点で早々に断念することができました。

ひとつは、親が英語を使えなくてもいいけど、お知らせプリントは英語、電話連絡は英語しか使えない先生がする場合があります。と言われました。

あああ。経済的以前に、うちは違う。

母

もうひとつは、親の両方か片方かが日本人ではないという条件でしたので、はなから我が家は対象外でした。

のちに、英語の話せない親でも大丈夫なインター園もあったと知りましたが、私が連れて通うにあまりに現実的な距離ではなかったし、月謝が払えないイメージができてしまっていたので、インター園探しに動くことはありませんでした。

近くにあるカトリックの園

歩いて数分の近さは楽です。

教会が一緒の敷地にあり、行事はキリスト教に沿ってで、違う文化を取り入れるには良いと思いました。

1週間のうちの数時間程度の英語なら、無い方が良いと思いだしていたので、英語の時間がまったくないところが魅力に感じました。(他園でAppleをあっぷると変に発音修正された子どもを知っていたので)

近くにあるから数回見学に行った程度で、ほとんどノーマークの園でした。

母

結局は何に重きをおくか

英語保育の園のカリキュラムが、すごくすごーくお気に入りでした。

だから最後まで悩みました。

だけど、雨の日も雪の日も片道1時間かけて通い続けることが私に可能なのか?私にだって不調な朝があるはず、それでも自転車で通えるのか?

車がビュンビュン走る歩道のない国道を雨の日に車の横を自転車でカッパ着て連れて走るイメージが、私にはどうしても持てなかったですね。

結局、私は、通園時間で選びました。

入園すればなんとかなった

まったくのノーマークで、カトリックの園にしました。

だから説明会で我が家はキリスト教じゃないけど入園できますか?などと頓珍漢な質問もしたりしました。

年長さんの1年だけ入園だとどうでしょうかとも。→お仕事の都合の転勤以外で1年だけの入園は、私が働き出してから見たことがないと言われました。ベテラン先生に。

年中さんで入園したのは、ただ1人kikiだけでした。

お友達は、年少で入園が多く、年少少で入ったこも何人もいました。

特に女の子だとグループなんかを作りがちで、お友達の輪ができてしまっている中に、溶け込めるか心配でしたが、取り越し苦労でした。

kikiは女の子より、男の子のグループと遊ぶことが多かったのです。

ああ、そうか…。

kikiはその頃、自分を男の子だと思っていたもんね。

制服購入の時なんて、ズボンを買うかスカートを選ぶか迷ったくらいで、先生に、相談したら、とりあえずスカートを買うようにーでスカートを買ったんだった。

スカートをどうしても嫌がるなら、スカートの中にズボンを履いてもいいし。

スカートすら嫌がるなら、しばらくは体操服のズボンを着用する案も出してもらったね。

今もまだ、スカートの下には1年中黒いスパッツを履いているけど、いったい今はどっちの気持ちなのだろうか?

ジェンダーの話は誰か興味を持つ人がいたら、また別の機会に。

母

カトリックの園に通いながら、今でも時々は英語保育の園に行かせたかったと思います。

1年、年中さんの時だけ自転車で通ってみて園バスの打診をしてみながら、それでも無理なら近場の園に転園するとか、やり方はいくらでもあったと思います。

いっそのこと、英語保育の園の近くの家を探すとか。→これはやった。でも園の近くだと駅から離れる。おうち探しは駅が近くじゃないとが譲れない条件だった。

園選びは、悩みますよね

1年保育や2年保育、園なしで入学とかって、全体で見れば確かに少ないけれど、ただ目立たないから少数派なだけで、実際には確かに存在するということに気づいたのは卒園が近づいてきた今の時期になってから。

家庭内で保育園幼稚園並のことができて、積極的に外へ行き、他の子との交流を持てれば、それはそれで良かったのかもしれない。

その代わり預ける家族が他にいない我が家みたいな場合は、働くことは出来なかったんだろうなー。

いや、子連れで働ける仕事をされてる人もいるし、一概にそうとは言いきれないよなー。

あー。でも、私は運動も音楽もできないし、私だけじゃ今のkikiのようには育てられなかったんじゃないかなー。

夜型人間の母なのに、kikiが多少夜ふかしをしても、朝きちんと決まった時間に起きることを身に付けられたのは、園に通っているからかなー。

給食があるのも、料理が苦手な私の子の栄養管理には助かっているだろうなー。

とかね・・・。

うだうだうだうだ・・・。

園から買った写真も整理しなきゃと思いつつ、ぼんやり考えてみたりしています。

母

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キキの母の雑記帳です。
キキは小学生、母はアラフォー。
好きなことは、娘と遊ぶこと、娘の服や小物を作ること、娘が楽しいことを先回りして探すことです。
大変残念ですが忘れっぽく、何か特別に得意なことや、他の人より優れた面などありません。
料理が上手くなりたいです。

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