日当たりの悪い我が家の唯一、日当たりの良い出窓で水栽培をしています。
今季の水栽培はヒヤシンスとチューリップを育てています。
日当たりが良いので、ヒヤシンスは早々に一番花、二番花と咲いてくれました。
水栽培の花が終わったので、花を切り、土に植えて来年のヒヤシンス開花に向けて球根を育てます。
目次
室内栽培のヒヤシンス
水栽培のヒヤシンスは、部屋いっぱいに甘い匂いを放ってくれました。
部屋を通るだけで良い香りがします。
水栽培のメリットは、土で育てる時と比べて虫が来にくいことと、管理がしやすいことです。
それから土栽培だと根が成長するためには土の中を掻き分け掻き分けする必要がありますが、水栽培だと障害物がありませんので、成長が早くなります。
水栽培のデメリットと言えば、水替えをしないことにより水にバクテリアが来てしまい根腐れしてしまうことです。
水替えはこまめにしたほうがいいです。
水栽培のヒヤシンスを鉢上げする
花が終わったので、球根を育てます。
球根が太ると来年も花をつける球根になります。
水栽培のままでは球根が太りません。
土に植えて葉が枯れるまで、光合成をさせます。
緑色の葉が枯れ切って、茶色くなるということは葉の養分が球根に入った印。
枯れたままだと見た目には良くはありませんがね。
水栽培で育てたヒヤシンスを土栽培に移行させることを鉢上げと言います。
水栽培で立派な根が育ちましたが、この根は、水栽培で水を吸うために適した根です。
この水耕栽培で育った根には土からの栄養を吸い上げる力は弱いのです。
とはいえ、そのまま根を付けたまま植え付けますが、新しい根が育つことを期待します。
下の方にカルスで育てた土を使い、上の方には新しい培養土を使いました。
日当たりの良い出窓から、屋外の朝しか日差しが当たらない場所にお引越しです。
温室育ちのヒヤシンスですが、逞しく育って欲しいなー。
子どもと水栽培
子どもと一緒に室内で水耕栽培をすることは、メリットしかありません。
球根植物は、球根の中に成長し花をつけるだけの栄養を既に持っているので、手軽です。
専用の容器がなくても水を張ったコップがあるだけでできます。100円ショップでも球根が乗せられるタイプの花瓶も売っています。
小学3年生の理科の時間には植物の授業もあります。
花が咲くにはどのような仕組みになっているのか、花が咲く過程がどうなっているのか、体験として知っておくと、特に勉強をしなくても理解が早いです。
小学校の理科の教科書や、生物の教本は、学校の勉強の為だけではなく、親の家庭菜園の為の園芸植物本としても便利なので、大人の人にこそ読んで欲しいです。