kiki
どうして日本人は英語を話せる人も、英語ができない!と言うの?
いいところに目をつけたね。
母
まったくもってその通りだと思います。
海外から日本へ留学に来ている方は、私は7ヶ国語話せます!8ヶ国語使えます!と教えてくれます。
でも、日本で日本語で何かを学びに来ているはずだけれども、まだ日本に来たばかりで英語の方が自然に話せる方もいます。
それでも海外からの方は、話せる国の言葉としてカウントします。
挨拶程度しかできない言葉もそれにカウントする方もいます。
さて、私たち日本人はどうでしょう?
海外からの方と、意思の疎通ができていても、私は英語を話せますとはなかなか言いません。
日本人は奥ゆかしいです。
日本には、謙虚さを重んじる文化があります。
それは誰に教えられたわけでなく、自然と身についたものだと思います。
文化的な違いや、言語学的な要素が違うんだなと常々感じます。
多くの日本人の場合、言語能力に自信があっても、自分を過大評価することは避けがちです。
そのため、英語力を控えめに表現することがあります。
反対に、外国の方の場合は、言語を学ぶ過程での努力や成果を誇示することを好む文化もあります。
また、外国の人の場合は母国語とは異なる言語を使えること自体が魅力的であり、自分が日本語を話せることを示すことで自己アピールをすることがあります。
そして、話す能力と聞く能力には違いがあって、話せないように見えていても、聞くことはできることもあります。
英語を話せるように見える日本人でも、実際には聞くことや読むことの方が得意な場合もあります。
言語の使用における文化的な要素や個人のコミュニケーションスタイルの違いはそれぞれなので、おうち英語を通してその違いを知ることは面白いですね。
母国語とは異なる言語を使えることは、同じ日本人同士であっても魅力的でかっこいいです。
日本語だけ話せる人よりも、より多くの人と交流できる人が増えるということです。
たぶん、おうち英語をしていなければ、そういうことを考えることもなかったし、娘のキキが疑問に思うことはなかったのだろうと思います。
だから、母は英語で聞くことも話すことはできなくて、雰囲気でしか理解できないけれど、英語が話せると娘には言っています。
(それでも、キキは海外からの人に、ママは英語が難しいのと言っていますが…)