大前提として、私たち夫婦は英語ができない親です。
家庭内では英語でやり取りすることができないし、やらない。
いわゆるルー語はおうち英語には良くないというけれど、ルー語にも届かない英単語交じりの語り掛けならたまにするかな・・・。
そういう我が家の話です。
目次
娘の読み書きについて考えてみる
思えば幼稚園の年中さん時代にお友達は平仮名が読めて、年長さん時代になると漢字もわかる子がちらほらいた。
娘のキキが読めなくて、私は焦りを感じなかったわけではないが、いつかできるその時がやってくるだろうと、せかすことは無かった。
その頃キキは初見の英語の文章を読むことはできなかったけれど、アルファベットなら読めたし、アブクド読みもできたから。
英語ができない親の子でもキキは英語でお話をすることができる。
当然、日本語でだってお話ができる。
それでよいと思っていた。
平仮名はキキが年長さんの終わりごろになってから、やっと読めるようになってきた。
平仮名を読めるようになると、平仮名を書くこともできるようになってきた。
そうなると、初見の簡単な洋書なら読めるようにもなってきた。
私は何度も繰り返し読んでもらっただ本を読めることを、読めているうちには含めていない。
日本語の本も、英語の本も、暗記してしまって、読んでいる風に見えるだけに思っている。
だから、初見の本を日本語でも英語の絵本でも読めたときは、同時期すぎて、キキにその時が来たと思ったし、これが溢れてくるというものなのかとびっくりし感動もした。
あああ!
まだこんなに小さいのに、日本語も英語の本だって読めるようになるなんて!
母
母の場合を考えてみる
私は英語でお話はできない。
なんなら日本語だってあまり上手には扱えていないかもしれない。
私は英語はできないし、正確性もないし、だいたい間違ってはいるが、なんとなくなら読むことができる。
それでも読むことができる根底には私が小学校の時に習ったローマ字にあるのではないかと考えている。
読むことができる(ところもある・・・)が、話せない母。
それなのに簡単な洋書絵本の読み聞かせはするのだから、ただ意味も解らずに読んでいるだけ・・・なんだろうなーと思う。
グループレッスン
DMM英会話はずっと続けているが、マンツーマンの1対1なので、優秀な先生方が忖度してくれるので、会話が成り立たないということはない。
もっと小さな頃はyesかnoでお返事したり、単語だけで返事しても許されていた。(別に今が許されないという訳ではないが)
そして、多くの先生はキキのお返事をちゃんと待っていてくれる。
先生とキキ、画面上には2人しかいないのだから、そうなるべくしてそうなる。
ある程度、なじみの先生になってくるとセンテンスでの返事が求められてくるし、そうでないと私だって困る。
キキのスピーキングに有効だと思ったのはオンラインのグループレッスンだった。
グループレッスンになると、自発的に発言をしない子は取り残されてしまう。
自分の意見を持っていても、声に出さない子は、置いてけぼりになることもある。
日本の子でも、外国籍の子でも関係がない。
キキは、ファシリテーターに質問されたことに対して、答えや意見は持っていた。
でも、声を上げられない。
恥ずかしいと思ってしまう。
手を挙げられない。
だから話さない子と認定される。
他の参加者にもおそらく、それでいい子だと思われる。
最初の挨拶でしか声をかけられない。
親ゆずりの、恥ずかしくなっちゃう子だった。
- 知らない子どもの集まりである
- ファシリテーターは忖度なく進める
- もともとキキはシャイな子
私は何でも、1回じゃ判断したくなくて、3回、3週間・・・と様子をみたい方なのだが、キキも新しい場所や人には慣れるまでに時間がかかる。
だから、無理に発言をさせる必要はないと思っていながら参加していることを事前に主催者には伝えている。
キキは、無言で他の参加者が見せるプレートの文字を書き写したりしていた。
子どもの文字だから読みやすくない場合もあったり、プレートを変えられるのに間に合わなかったりもしたけれど、見よう見真似でだいたい書いていた。
キキの話したいタイミングで発言をしたらいいと思っていた。
キキが話し出したときは参加するようになって3カ月くらいしてからだった。
話したり、プレートを書いて簡単な説明をしたり、一気にできるようになった。
発言をしたその日は、英語が上手ね!など他の子に褒められた。
それは、キキの自信に繋がったと思う。
それから読み書きがキキは面白くなったのは明白だった。
つい母国語を話しちゃう子がいないのと、繋いではいるけどただ見ているだけの子がいるのだけど、それは別におかしいことではない雰囲気が、キキには合っていたと思う。
進行役の人が、誰か一人ずつに質問して、ただそれを他の子が黙って(なんなら発言者以外はミュートにされて)見ているという、よくある感じではないのも良かった。
事前に用意したプレートでなく、その場で作るプレートというのも、すごくいい。
英語の習得は聞く、話す、読む、書くの段階だと言われていますね。
キキは今は、読むと書くに入ったところにいるのかなー。
母
親としては、すべてのテーマに何かしら発言をしてほしいものだと思うけれど、私だって、解らない話や、興味がありすぎても無さ過ぎてもオンラインでは発言はできない。
誰かと掛け合いがあってこそのグループレッスンだと思うし、自分の意見は自分で言葉にしてもらいたいと願っている。
そして、それを言葉だけでなく文字にして、文章として残すことができたら、もっと面白くなるよね。
結局、日本語も英語も、自発的に読んだり書いたりするようになったのは、ここ最近だね。
インスタ見ていると、遅いような気もするけど、決して遅れている訳ではないと思うわ。(かなり、贔屓目でだけど)
母
私は英語を教えることができないから、たぶんすごくすごーく遠回りをしているかもしれないけれど、大丈夫!それに私は気づいていないから。
面白そうなことが、面白い!に繋がるキキの顔を何回も見たいから、可能な限り探すね。
それより高いのはカタカナの壁!
母