コロナ禍で娘の貴重な年長さん時代、小学1年生時代に本当なら一律に積めはずだっただろうと思われる経験がほとんどできなくなってしまった。
最初の頃は、わざわざ出かけなくてもオンラインでコトが済むようから、逆に送り迎えの時間も節約できているような気に、自分で自分の気持ちをコントロールしていた。
送り迎えの時間があるから、親も子も気持ちがリセットできていたのに。
でも、世間が気づきだしているのと同じで、今の時期に外で活動している人と我が家では、もう明らかな差がついてしまった。
習い事のこともそう。
経験だってそう。
我が家だって、他の人には外へ出て活動している方に見えるかもしれない。
SNSで行った先の画像あげているし。
コロナ禍であってもスーパーへは行くし、通院もする。
その通過地点に面白い場所がある。
ほかの人が、他に人のいない公園に行くのと同じで、たまたまそこに人がいないだけなんだけどね。
オンラインで、会話を楽しむだけでなく、クラフトや料理ができるようになりました。
体操やヨガなら、個別にこれといって用意するものも少なくて済むのだけど。
とにかく材料の用意が必要なものは、事細かくこちらで用意しなくてはならない。
我が家など、母はクラフトやソーイングが好きだから、そうでない人と比べて、新たに買うものは少なくて済んでいる方なのかもしれない。
でも、用意の指示があれば買う。
トイレットペーパーの芯レベルから買う。(我が家は通常芯なしタイプ)
ペットボトルの蓋だって買う。
ただ、買う時に必要な数の数個じゃ売ってないから、他に使うこともないのにたくさん買う。
コロナの環境に入る前は、どうだっただろう。
講師がすべて用意していてくれていたから、こちらで用意するものはせいぜいハサミやクレヨン程度だった。
施設代や材料費はかからなくなったはずだ。
それは、もうみんな気づいている。
それでもレッスン費用に変わりがなかったり、むしろ値上がりをしだしてもついていくのは、娘のキキが先生やその雰囲気を大好きだから。
学習塾に対してもそう。
我が家はそもそも払う月謝がないのだけれども、やっぱり公共機関を使って通っている家庭と、公共機関を遠慮して通うのを辞めた家庭がある。
通塾のための電車やバスに乗らせないために引っ越しをした家庭もある。
我が家には、そこまでの熱心さはない。
有名大学の学生がオンラインで家庭教師を個別にやってくれるところが増えてきたように思う。
オンラインだから、生徒の居住地も、先生の居住地も、関係がない。
実際に家庭教師をお願いしたら、きっと我が家は払えないだろう。
でも、オンラインだからオフラインの塾と同じくらいの月謝で済む。
学力の差を埋めるには、やはり今は、オンラインなのだろうか?
それでも、気になる大手塾はオンライン化する様子もない。
やらせてあげる家庭と、そうじゃない選択しかできない家庭の差がつくのは歴然に思う。
オンラインが主流になっている風に見えているけれど、実際のところはどうなのだろう。
先輩方の話も、コロナで現状と違いすぎてしまっている。
あー、もー。悩ましいばかりだ。
母