すずめの戸締りを観てきました。
娘のキキの小学校で話題で、マクドナルドのハッピーセットですずめの戸締りの絵本のおまけをもらって、観に行きたい観に行きたいって言っていたので。
すずめの戸締りをまっさらな状態で観に行きたい方は、以下、部分的にネタバレ的なものもを含みますので、観られた後にまた来てくださいね。
※憶測も偏見も含みます
この感想は、おうち英語と呼ばれる子ども英語を小2の娘に実践しているただの洋画メインの映画好き親子の感想です。
母はアラフォーですが宮崎駿監督の映画も見たことがまだなく、単なる付き添いポジションで観に行ってます。
アニメ好き!新海誠好き!な方とは違う感想になっていると思います。
あしからず。
母
▼小説 すずめの戸締まり (角川文庫) 文庫
すずめの戸締り
九州の静かな町で暮らす17歳の女子高校生の岩戸 鈴芽(いわと すずめ)。彼女はある日の登校中に扉を探している青年・宗像 草太(むなかた そうた)に出会う。彼の後を追って山中の廃墟で見つけたのはある一つの扉だった。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばす。そこにあったのは広い草原と全ての時間が混ざりあった空があった。
すずめの戸締まり – Wikipedia
その後二人の前に人間の言葉を話す謎の白い猫・ダイジンが現れ、「お前は、邪魔」と話した瞬間、草太は鈴芽がまだ幼い頃に使っていた椅子に姿を変えられた。やがて、日本各地の『災いの扉(後ろ戸)』が開き始める。
前半は、すずめの暮らす宮崎が舞台でした。(すずめは宮城県で生まれ、宮崎県で叔母によって育てられています。)
母は宮崎県の出身なので、丁寧な画像はイラストなのに既視感。
すずめが神戸に行くまで、ずーっと知っている風景でした。
方言が、宮崎に寄せようという気持ちはわかりつつ、頑張っているというのもわかりつつ、背中がかゆくなるような宮崎弁でしたが、後で俳優さんが声優をしていたと知るとそれはすごいなと。
そして、標準語県の人には、宮崎弁はこんな風に聞こえてるの?
日向灘に面する港湾で、湾奥にあり日向大島が外洋からの波を遮ることから、油津港と並んで古くから天然の良港として知られ、室町時代には遣明船の寄港地であった。
外浦港 – Wikipedia
油津港(あぶらつこう)は、宮崎県日南市にある太平洋に面した港湾。古くは油之津(あぶらのつ)とも呼ばれていた。重要港湾に指定されている。南東に開けた入り江であり東側に大節鼻(尾伏ノ鼻)と呼ばれる岬が伸び、南方海上に小場島と大島(日向大島)が並ぶ。港湾管理者は宮崎県。
油津港 – Wikipedia
鈴芽の住むのは日向の門波町となっていました。
特徴的な港の様子から、すずめの暮らすのは日南市の外浦港の近くかな?油津港あたりかな?と感じました。。
外浦は、とのうらと読みます。
外浦は、とのうらで、戸の裏で、後ろ戸…あってる?
すずめの名字も岩戸さんで、宮崎の高千穂の天岩戸神話から来てる?
印象的なカーブの坂は、友達の住んでいたあたりのところかな?でも少し様子が違うかも?と、映画以外のことしか頭に浮かびませんでした。
帰省したい帰省したい。
最初に出てきた山中の廃墟の舞台は、道の駅なんごうのトロピカルドームじゃないの?(不確か)
映画のエンドロールで、日南市外浦漁協のクレジットが流れることも話題になっている。主人公の叔母は漁協勤務の設定。同漁協によると昨年、製作スタッフが訪問し、女性職員の業務などを紹介したほか、方言なども教えたという。
宮崎日日新聞
すずめはみかん四国というフェリーに乗って愛媛に行きますが、実際には宮崎から四国をつなぐ船は出てはいません。
宮崎県からは、宮崎カーフェリーでみやざきエクスプレスとこうべエクスプレスという2隻の船が運航しています。エンドロールでも宮崎カーフェリーの文字が出ていて心が躍りました。
すずめの戸締りでは、大分県の臼杵港から出ているおれんじフェリーがモチーフのようですかね。
臼杵港から八幡港へ繋ぎます。
劇中ではあった八幡浜観光センタービルは解体されて今はないのですが、懐かしい感じ。
感想
2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災の描写が劇中にあります。
警報音が鳴るシーンもあります。
311は、娘のキキが生まれる前の地震でした。
キキは、この地震を詳しくは知りませんが、母は悔しくて泣きたくなります。
描写が美しいだけに、余計に。
映画を通して地震について話すことをサラッとはしましたが、しっかりと話をする気にはまだなれません。
映画を観に行った帰りはたいてい映画そのものの話を私たちはすることが常ですが、宮崎県で暮らすおじいちゃんたちの話をして帰りました。
ユーミンやチェッカーズは懐メロの仲間に入っているんだなと、月日の経つ早さを感じられずにいられませんでした。
劇中で流れていたギザギザハートの子守唄や、バレンタイン・キッスやけんかをやめてをまた聴いて、感慨深いものがありました。
映画そのものがThe Greatest Showmanのような盛り上がりがあるもので、コロナのような心配がなければ、また通っていたかもしれません。(グレイテストショーマンは結局16回までは劇場に足を運んだ数を数えていました。)
すずめの戸締りは色んな背景感情のあるみんなで静かに観る映画だと思われるので、劇場内の知らないお客さん同士でみんなで楽しめる!映画では、ない。
どちらかといえば、地元イェーイ!宮崎イェーイ!から、ズーンとした映画だったので、繰り返し観ることはあっても4回5回と観ることはないのかな、我が家は。
あああ、帰省したい。
母
宮崎海上保安部 (mlit.go.jp) ←ペーパークラフトできる
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