バッグ型のコンポストを使い出して、初めての旅行。
気になりつつも1週間ほど家をあけることになり、コンポストを混ぜることができませんでした。
ちなみに3月の中頃にコンポストをはじめたばかりで、中に混ぜ込んでいるのは、枯葉や草、花ガラ、それから煮出しの黒豆茶のダシガラだけの状態です。
まだ、食べ残しをコンポストに入れたことがありません。
不在の間、ベランダに放置、雨は降っていませんでした。
▼こちらは、同じものではありませんが、こういう感じの袋状のコンポストを使っています。
1週間触らなかった状態のバッグ型のコンポストを開けると、糸よりも細い5cmくらいの黒い繊維のようなものが表面にびっちり。
もしかしたら、バッグ型コンポストの素材が黒だから、それの繊維か何かかもわからないし、取り除いた方が良いのか、このままこれを混ぜ込んでも良いものかもわかりません。
もしかしたら、コンポスト自体が駄目になったかもしれませんが、母には判断がつきません。
おちばたんていさんに、聞いてみよう!
おちばたんてい
こんにちは。これは菌糸の黒い髭と言われているものだと思います。
問題ないのでそのまま混ぜ込んでください。
山姥の髪の毛とも言われているものかと思われます。検索してみてくださいね。
そしてすぐ来たお返事。
確かに、黒い髭にも見える。綿菓子を作る最初の頃のふわふわ飛んでいるのもにも似てる。
母の頭皮にぴょこんと飛び出るブタ毛にも似てるような…。
まったく関係がないのですがね。ブタ毛ってもしかしたら全国区の言葉じゃないかもしれないって思って検索したんですがね。そういうことって母の日常には多々ありますから。
ぴょこんと飛び出るブタ毛って、波状毛(はじょうけ)っていうのですね。
母
山姥の髪の毛
予備知識が無いと、一体何物なのか首をひねることになる。品物考證(1853年)のように「雲霧草、一名長髪草、キビケ、ヤマウバノカミノケ。深山木石に生える。髪を乱したようで色は黒い。松蘿(サルオガセ)の類である。」と、冷静に判断した人もいた。しかし、昔の人には奇々怪々な物であったようで、「山姥(つまり妖怪、怪物の類)の髪の毛だろうか?」と思ったようである。
http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/situ/TOK/neda/hanashi/hanasi16.htm
ヤマンバノカミノケは丈夫で腐り難いことから、アフリカのギニヤやマレー半島の原住民などは織物に利用していて、日本では半永久的に光沢があることから、神社やお寺などの宝物として奉納しているところもあるようです。
これ、ヤマンバノカミノケって言うんだって!触ってみて!菌の仲間だってよー。
母
kiki
織物になるくらいの強さがあるんだねー。
山姥の髪の毛にあわせて、まんが日本昔ばなしの中の山姥の毛もあわせて読んだよ。
コンポストを始めたのは、小さな家庭菜園のためにわずかしか使わない大きな肥料を買っていたので確実に余らせますし、まあまあ余った分が邪魔で、それがなくなると母が、楽だよねーと思ったからです。
地球にやさしいことをしたいとかいうそういう志の高いものではありません。
単純に自転車で持ち帰りめんどくせーなから来ています。
近い未来的には、料理で出た生ごみ類も入れて行こうと思っていますが、虫の加減が全くわからないのでこの夏までは、口に入れられるものは黒豆茶の茶ガラだけなのかなー。