3月20日第32回ちびっ子イングリッシュコンテストに参加しました。
応募したのは規定課題と自由課題。
自由課題のみ一次審査結果をパスできました。
娘のキキにはスピーチのための先生がおりませんので、一次審査の結果が出てからは、DWEとDMM英会話と小学校にお願いして、スピーチの練習をさせてもらいました。
家の中で、ふたりっきり他人に見てもらうこともなくKBSの舞台に立つのは不安しかありません。
連絡ノートに、みんなの前でスピーチをして度胸をつけさせてほしいと書きました。
キキの小学校は、公立の小学校です。
英語の時間は1年生からがいこくごかつどうとしてありましたが、軽いものです。
ですが、担任の先生は私は英語ができないから!とELTの先生を捕まえてきてくれる先生。
キキの隣のクラスの先生は、子どもの頃に中国語のスピーチコンテストに出たこともある先生でした。
DWEの先生やDMM英会話の先生に何度も聞いてもらって、英語的におかしな部分を修正して修正して、本選には立派な英語落語にして臨みました。


KBSでのキキのスピーチは最高でした。
小学1年生のキキは大きかった。
でも、賞はいただけませんでした。


英語暗唱自由課題部門に出場しました。
内容は、自由。教室で使用のテキストやビデオ、CDから。チャンツ、スキット、漫才、落語等も。
母には、英語暗唱自由課題部門の暗唱という部分が抜けていました。
ちびっ子イングリッシュコンテストの応募した時点から、原稿は変更してはいけなかった。
応募時に提出したキキの原稿は死ぬなどの暗いワードが冒頭に入っていたのを消したり、外国人の先生になぜそうなるのかがわからないと言われて一緒に変更して、提出した原稿とは違うスピーチになっていました。
採点の先生方は、はじめこそペンを動かしていましたが、キキのスピーチ中ペンを持つことはありませんでした。
そして、母はようやく気付きました。
キキのは、暗唱じゃない!
でも、いいんです。
キキがスピーチしたのは落語でした。
桂塩鯛さんの落語を聞きに行って面白かった演目を小学1年生のキキが自分で英語にしました。
落語は、わらってもらってなんぼです。
審査の先生が笑ってくれたので、経験もできて笑わせることができたと思えば賞はなくともキキのスピーチは素晴らしい。
後日、注文していたDVDが届きました。
みんなのスピーチの後に審査の先生の総評がありました。
その中で、今回は暗唱ということですのでという言葉がありました。
それはキキとは関係のない子へ向けたメッセージだったかもしれません。
でも、もしかしたらキキへのメッセージだったかもしれません。
母は、キキへのメッセージとして受け止めましたが。
スピーチのコンテストにはテクニックが必要だと言われています。
スピーチは英会話ができるとかとは違います。
そして母も何となくそれはわかります。
スピーチに慣れた先生がついていたら、いろんなことが教えてもらえますが、先生がいないと手探りです。
でも、手探りでも、たくさんの人に応援してもらって、多くの人の前で堂々と舞台に立てたキキが誇らしいです。
そして、また、来年もある。